一発勝負はお任せあれ!? 113期ルーキーの小林泰正(24=群馬)が最終日9RレインボーカップA級ファイナルでS級特昇を目指す。

昨年7月にデビューし、ここまで単発レースを2度経験した。「レインボーカップチャレンジファイナルは優勝し、ルーキーチャンピオンレースは3着。一発勝負は大好き」と自信満々に話した。

発奮材料が多い。全プロ競技大会の4キロ個人追い抜きで3位になり、7月末までにS級入りするとG1寛仁親王牌(10月前橋)に出走できる。直前に2場所連続の完全Vで迎えたが「次で3連勝するよりも、明日3着以内に入る方が可能性がある。S級に行ける。地元G1を目指して頑張る」。前検の3日は、G3に参戦する師匠・小林潤二と再会してリラックスした。度胸のいいスパートでスターダムへの道筋を作る。