武富智亮(30=佐賀)が悪条件を克服した。5日目は1Rから安定板装着。風速8メートル前後の追い風が吹く、荒れた水面でのレースとなったが、準優10Rを2コースまくりで快勝。優勝戦の3号艇を手にした。「こんなコンディションだし、とにかくターンマークをしっかり回れるように調整した。乗れる感じはありました。基本的には行き足から伸びがいい。上位だと思う」。エンジンのポテンシャルに疑いの余地はない。優勝戦も豪快な走りから目が離せない。