加藤舞(22=秋田)がデビュー戦の予1・6Rで1着となり、116期の中で白星一番乗りを決めた。

度胸満点のルーキーだ。最終ホームで包まれながら、慌てずにチャンスを待った。前にいた佐藤亜貴子がまくると、追走して差し切った。記者を前にした初のヒーローインタビューも堂々としたもの。「勝ててうれしい。冷静に流れを見て、どう対応しようか考えながら佐藤さんを追走できた。競輪学校で、ずっと先行して力を付けたかいがあった。予2は自力を出したい」。

元選手の父忍氏(59期、引退)や母が見守る前で好走し、テンションもあげあげ。勢いそのままに2日目以降も突っ走る。