予2・6Rの小坂知子(33=岐阜)は、最終ホームで吉岡詩織よりも先にアクションを起こした。直線で吉岡に差されたが、ほぼ1周をもがき切っての2着に周囲の評価もうなぎ上りだ。

1月から練習ギアを上げ、ウエートトレーニングを増やし、パワーアップに成功。「すっかりもがける距離が長くなりましたね。戦法の幅が広がったことで、レースも楽しくなったし、練習も楽しくなっています」と、まさにいいことずくめ。決勝11Rで連勝中の細田愛未、吉岡詩織の一角を崩すのは小坂しかいない。