ドリーム戦は四国の6枠=重成一人が穴!? 「ROAD TO メモリアル」の最終回は、「なるほどデータ集」。初日ドリーム戦は07年以降、4年ごとにインが敗れており、今年は波乱の巡り合わせ。優勝者も13年、16年に続き、3年ぶりの予備選出からのミラクルVとなるか。(構成・窪寺伸行)

<なるほどデータ>

(1)初出場 今回、SG初出場はいないが、地元の桑原悠、女子の小野生奈、大山千広が大会初登場。

(2)出場記録 今回を含め、今村豊が最多33回。松井繁が26回、浜野谷憲吾が23回、山崎智也が22回で続く。浜野谷は23年連続出場を継続中。

(3)女子選手 大会初出場の小野、大山に、遠藤エミを加えた3人が出場。遠藤はSG19回目、小野は同17回目。

(4)ドリーム(DR)戦成績 メモリアルのDRは03年以降、“4年ごと”に1号艇が敗れている。しかも07年蒲郡は6枠の田村隆信、15年蒲郡も6枠の森高一真が勝利。今回6枠には四国勢の重成一人がおり、データ派にはそそられる流れか。今年、大村の6コース勝率は0・8%しかないが、狙う価値あり!?

(5)繰り上がり選出のV 13年Vの毒島誠は出場選考では予備1位だったが、繰り上がり出場からSG初優勝を飾った。16年の菊地孝平は予備3位から出場、そして優勝をつかんだ。今回は中村亮太、大山千広、山田康二、羽野直也が予備からの繰り上がり。誰が勝ってもSG初優勝となる。

(6)年間SG優勝回数 吉川元浩が優勝すれば史上6人目の年間SG3冠に。(おわり)