輪界初の早期卒業生・菊池岳仁(たけと、19=長野)が予選5Rを逃げ切り、デビュー7連勝を飾るとともにA級2班特昇へのマジックを2とした。

初めての500バンクにも動じることなく、打鐘からライン3人で先制。絶妙なペースで1列棒状にすると、最終4角から番手を離す強烈な踏み直しを見せた。「走りやすかったです。明日(8日)しっかり、リーチをかけたい」と意気込みを語った。

デビュー戦に合わせてオーダーした新車には、メーカーのロゴと思いきや、本人の「TAKETO」の文字が塗装されているこだわりよう。「絶対に早期卒業するつもりでいたので、決まる前から発注していたんです」と笑った。愛車もすでに大物だ。