新型コロナウイルスの影響で、首都圏での開催は4月立川以来、1カ月半ぶりとなる。

石井貴子(30=千葉)は参加予定の開催が2本中止になり、精神面でかなりの苦労があった。「アスリートがコロナに感染すると重篤化しやすいという話もあって、ナーバスになっていました。さらにダービーの中止で心が折れてしまって…」。

今月に入ると、ようやくJKAが感染対策を織り込んだガイドラインを発表。さらに千葉市営の今開催が実施されると分かり、気持ちを立て直せた。「松戸はまだバンクも使えないし、正直なところ今回も厳しいと思っていました。でも、本当に開催してくれて良かったです」。

予1・7Rは、いきなりホームの佐藤水菜と対決。地元戦のつもりで、責任感を背負って走り抜く。