前節のV機を駆る平田さやか(35=東京)が、11Rを逃げて白星発進。「回ってから出ていったし、バックは伸びますね。乗り心地が一番いい」と操縦性、足と不満のない動きだ。

地元多摩川で行われるレディースチャンピオンの審査期間は31日まで。ボーダーより上にいる平田の出場はほぼ決定的だ。「TOKYO2020は私にとってオリンピックではないです。レディースチャンピオンの方です」と独特な言い回しで喜んだ。普段、体重は50キロで走ることが多いが、今節は48キロと早くも減量モード。気合の入りようが、表情や発する言葉からも伝わる。