熾烈(しれつ)を極めた予選道中を集約するかのように、優勝戦も白熱の攻防となった。

本番も進入は枠なり3対3。1~3コースが07というスリットタイミングから、3枠・佐藤翼(31=埼玉)のまくりがさく裂。19年12月の江戸川以来、通算12回目のV、地元で今年の初Vとなった。

佐藤は「(今回は)たまたまです。エンジンは節間を通して納得のいく仕上がりではなかった。(無観客開催について)戸田は特にファンが多く来場されるし、またみなさんの前で良いレースを見せたいですね」と語った。

2着には1枠の上村純一、3着には6枠の栗城匠が入った。