予選2Rは、東日本初見参の谷元奎心(20=鹿児島)が鮮烈なデビューを飾った。

残り2周で先制し、打鐘4角から巻き返した松本一成との1周にわたるもがき合いを制して押し切った。

「東日本を走るのも初めてなら、お客さんの前で走るのも初めて。1コーナーのお客さんが何度も声をかけてくれて、リラックスして走れた。これでやっと競輪選手になれた感じがします」と初々しいコメントを残した。

「理想一本棒の隊列でゴールするぐらいになりたい」と語る九州期待の大型先行。準決3Rも豪快に飛び出す。