低勝率機を一変させるのが、びわこの中間整備。勝率を上回る動きを見せるケースがあり、好配当も狙える。今節は1基のエンジンに中間整備が入った。また、最終日に転覆した4基も整備された。

◇38号機…前節で永田秀二が駆り、優勝戦で転覆。ピストンを2個交換。手にした川村正輝は「班では目立たず、ぐいぐいと出ていくことはないが、悪くなさそうです」と手応え。

◇40号機…前節に待鳥雄紀が準優で転覆。ピストンを2個交換。引いた地元の沢田尚也は「もらったままでいったが、悪くなかった。重さはあるけど、ペラさえ合えば良さそうですよ」と笑顔を見せた。

◇59号機…こちらも前節で斎藤篤が5日目に転覆。ギアケースを交換。吉田和仁は「ペラも換わっていて、たたけてないので参考外。ペラをたたいて乗ってどうか…」と思案顔。

◇60号機…電気一式、ピストン2個、リング4本、シリンダーケース、ギアケース、キャリアボデーと大幅に交換された。手にした伊藤啓三は「気温が高くて重い。足の比較は分からない。調整は明日になってから」と評価は控えた。

◇67号機…前節の準優で伴将典が妨害失格で転覆。ピストンを1個交換。初日メイン12Rドリーム3枠の丸岡正典は「雨が降って気温が高い気象もあるが、握り込みが良くなくてスタートが届かない。班では下がることはない。乗って調整を考える」と話した。