12R優勝戦は、進入から見応えはあったが、シリーズリーダーの荒井輝年(46=岡山)がインを譲ることなく先手を奪い、今年初、尼崎では意外にも初優勝を決めた。

進入はスタート展示から1623・45と乱れ、本番は1634・25の4対2となった。荒井は深めの進入になったが、インからコンマ13のトップタイのタイミング。攻撃陣のプレッシャーにも動じることなく、先マイ成功。バックは早々と独走態勢を築いた。まくり差しに構えた川崎智幸(53=岡山)が2着。ブイ際を突いた山下昂大(28=岡山)が3着となり、岡山勢が上位を独占した。荒井の次走は、16日から21日までG1江戸川65周年に出走予定。