山浦博幸(39=浜松)の仕上がりがいい。

準々決勝戦A・12Rは、単独の0ハン。ハンデが10メートル後ろの鈴木圭一郎と、試走タイムは同じ3秒58の1番時計タイに「もうね、待機するピットでにやにやしてしまいましたよ~。びっくりして、うそでしょ~って」と、試走タイムの良さにかなりの手応えがあった。

レースでは逃げに逃げて、最終周回で鈴木には差されたが、しっかり2着はキープ。「座金とキャブを扱って流れ込んでくれる。コーナーがマイルドに乗れて、開けて曲がれるのがいい。なのでスピードも落ちない。手前の持って行きがいい分、早めに(アクセルグリップを)開けられる、いい循環」と車をべたぼめ。

似たような天候となりそうな4日目の調整を聞かれると「もう、格納ですね」とこのままで行くつもりだ。

準決勝戦10Rはハンデ重化で、最重ハンデの10メートルオープン2枠だが、この仕上がりの良さなら侮れない。