田中千尋(22=愛知)が予1・6Rで、逃げ切った石井貴子の2着と好スタートを切った。

かつては代謝対象になるワースト3位に入っていたが、じわじわと競走得点を上げ、ついに50点をオーバー。好調の要因に「街道練習をやるようになったことと、(姉弟子の中嶋)里美さんの指導でウエートを始めたこと」を挙げた。

この日は、石井を急追する伊藤のぞみの後ろからゴール前で差した。「レースが見えるようになった」と、脚力に加えて展開を読む力も付いたようだ。

予2・7Rを前に「初日は良くても、2日目に失敗することが多いから」と気を引き締めた。