優勝戦は人気を背負った白石健(43=兵庫)がイン速攻を決めて今年初、地元尼崎では9度目のVをつかんだ。

進入は枠なりの3対3。白石はインからコンマ09のトップタイミング。慌てることなく1M先取りに成功。あっという間にバック独走態勢を築いた。カドから今垣光太郎(51=福井)がこん身のハンドルで迫ったが2着まで。前田滉(20=愛知)が天野晶夫(46=愛知)に競り勝ち3着。人気サイドの決着に終わった。白石の次走は27日から3月3日まで鳴門一般戦に出走予定。

今節は前節に続いて「まくってちょ~うだい」と題してまくりにスポットを当てたシリーズだったが、最終日は2本。稲田浩二(36=兵庫)が、前半6Rで3コースから中ガマシを放つと、後半10Rは4カドからねじ伏せた。節間「まくり賞」は9本飛び出した。初日以来のガラポン抽選となった稲田の結果は「ズワイ・タラバガニ詰合わせ」、「神戸ビーフロースステーキ用」をゲットした。