予選12番目で準優に滑り込んだ作間章(41=東京)が、優勝戦へも最後に滑り込んだ。

準優12Rは6枠で大外6コースから臨み、1周2Mは4番手で通過。そこからがしぶとかった。前を走る深井利寿が2周1Mのターンでわずかに流れると、その隙に内を差し込んで3着争いを制した。ピットに戻ると、してやったりといった表情。「(深井が)膨れたからね。こっちは、出足がいいから。ターンした後の立ち上がりがいいからね」と言葉が弾んだ。

レース場を離れれば、余暇で競輪などを楽しむ。公営競技ファンの心を知る作間が、優勝戦12Rも1つでも上位の着を目指してターンに集中する。