藤田まりあ(21=埼玉)の動きが切れている。

初日は尾方真生の踏み出しに離れず巧マーク。予2・7Rは、自分からレースを動かし、尾方のカマシ先行を粘り強く追いかけた。

「尾方さんとの対戦を想定して男子選手とダッシュ練習をしてきた。成果が出せました」とニッコリ。

意外なことに33での決勝進出は初めて。仮想尾方が、短走路の苦手克服という思わぬ産物も生んだ。