120期の山田和佐(26=広島)が、デビュー以来初めての予選トップ通過を果たした。

8Rは4カドからコンマ05のトップスタートを決め、一気に内を押さえてまくり切った。パートナーの15号機の良さをしっかり引き出してきたが「(昨日は)あまり眠れませんでした」と緊張した様子だ。

それでも、日に日に足は良くなっている印象がある。序盤は伸び寄りだったが、3日目からペラの方向性を変えて正解を出し、12Rで6コースからのまくり差しでイン前田将太を破った足に自信を持った。「今は全体にいいと思います。ここまで1枠がないので、スローからのスタートをしっかりつかみたい」。自身3度目の準優進出から、一気にデビュー初優出を狙う。