約2年間の改修工事期間を経てこの日、無観客ながら競輪場がリニューアルオープンした。

開幕戦のA級予選1Rは地元の中武三四郎(28=大阪)が、前取りから突っ張る構えで3番手に引いて2角まくりで快勝。2着にマークした志水祐彦が入り、大阪勢でワンツーを決めた。

中武は「久々の初日1着(1月別府以来)は素直にうれしい。新バンクはめちゃ軽いはずなのに、緊張して重かった」と笑顔で振り返った。

これで勢いをつけた地元勢は、10人が参戦して中武、土生敦弘、松田治之、松村友和、福永大智と5人が1着、2着が2人と大活躍。2日目からは観客が入ることも決まり、準決以降も地元勢から目が離せない。