松本ちひろ(26=山口)が実戦で少しでも力を付けようと奮戦している。

予1・6Rは打鐘から先行したが、まくられて7着。それでも攻める気持ちは十分に感じさせた。

大学まで、なでしこジャパンを目指してサッカーに打ち込んでいたが、夢に終わった。進路を考えた時に、元選手だった父松本篤浩(68期、引退)の後を追い、ガールズケイリンを目指した。

「父からは反対されましたが、父のように努力をして少しでも強くなれたらと思っています。とにかく自力で戦って、粘り込める脚力を付けたい」。

今はスタートラインに立ったばかりで、成長の可能性はいくらでもある。予2・6Rも果敢な走りを見せるつもりだ。