12Rで優勝戦が行われ、1Mで最内を立ち回った大沢普司(47=群馬)が差し切って今年3度目の優勝、通算27度目の優勝を飾った。

5枠の東本勝利がピット離れで遅れ、6枠の杉山貴博が5コースを奪い、進入は123・465。4カド富沢祐作が鋭発から一気の攻勢で初優勝かと思われたが、大沢は冷静だった。「(スタートを切ってからは)これは(富沢)祐作の優勝かなと思ったけど、戸田は2号艇が連続優勝していると聞いていて、その流れに乗りたかった。優勝できてうれしい。(息子の)風葵のことも応援してください」。笑顔で喜びを語った。

決して有利な展開ではなかったが、一瞬のチャンスを逃さないさばきは、ベテランならでは。息子である大沢風葵は昨年デビューした126期の注目ルーキー。今後も大沢親子から目が離せない。2着には富沢祐作、3着には杉山貴博が入った。