115期の藤井侑吾(26=愛知)がしっかりと軌道修正した。予選は組み立てを失敗して4着敗退。レース後は声を掛けられないほど落ち込んでいたが、2日目の8R選抜は2周先行で2着に粘った。

番手で差し切った宮越孝治は「初日はいろいろなことが重なって失敗したのだと思う。でもすぐに修正できる点が素晴らしい。一気に階段を駆け上がって強くなるのもいいけれど、今回のように失敗して覚えていけることもある」と藤井の走りを評価した。

藤井も「何とか修正できた感じです。今後も先行で力を付けていきたい。最終日もしっかりと仕掛けます」と明るい表情を取り戻していた。