8日までの東京五輪に出場していた新田祐大(35=福島)と脇本雄太(32=福井)がオールスター参戦のため「中0日」で、いわき平競輪場に到着した。

8日のケイリンで決勝進出を逃し、7位で終えた脇本は「自分の中で精神的、肉体的に完璧な状態でも、負けるときは負けるんだなと思った。レースを見返したけど、“たられば”はない」とし「多くの人に支えられていたと実感した」と感謝の思いを口にした。

新田も「今までと違った素晴らしい経験をさせてもらい、スポーツの素晴らしい魅力を感じた。五輪を目指し続ける環境を与えてくれた関係者、ファンに感謝したい」と穏やかな表情で語った。

強行軍だが、ともにファン投票上位9人による初日メインのドリームレースに選出されたこともあり、出走を決意した。「走る以上は1着を」と脇本。世界と戦った豪脚で、競輪ファンに恩返しする。

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