決勝が11Rで行われ、古性優作(30=大阪)が悲願のG1初制覇を果たした。

新田祐大-佐藤慎太郎-守沢太志-成田和也が正攻法に構え、中川誠一郎、脇本雄太-古性、平原康多、深谷知広の順で周回。赤板手前から深谷が踏み上げて前に出た。これを打鐘で脇本-古性がたたいて先行。平原が3番手、新田が4番手で続いた。

最終バックから新田がまくったが不発。番手絶好となった古性が、逃げ粘る脇本を差し切った。

18年の当地オールスター決勝でも脇本(優勝)と連係しながら6着。その雪辱を果たした古性は「脇本さんを全面的に信頼していたし、心強かった。(G1初制覇は)夢みたいで信じられない。3年前は迷惑をかけてしまったので、しっかり頑張って、最高の結果を出すことができて良かった」と喜びをかみしめていた。

脇本は2着に惜敗。後方から守沢が大外を伸びて3着に入った。

2車単(4)(2)690円、3連単(4)(2)(7)5280円。

(注=成績、払戻金などは、必ず主催者発表のものと照合してください)