古性優作が制したオールスター決勝は、前検日で宿舎に入っていた地元大阪の選手も盛り上がったようだ。

「勝った瞬間、隣の部屋からも声が聞こえた」と明かしたのが水谷好宏(38=大阪)。「古性は練習でも強さを感じるし、年下だけど年齢関係なくリスペクトできる人間」と称えた。

その水谷がS級予選最初の8Rで、いい流れを作った。果敢に先行した谷和也をマークし、直後にいた三登誉哲の踏み込みに合わせて番手まくりで快勝。すると続く9Rは伊藤信、11Rで岡崎智哉が勝ち、大阪勢の快進撃を呼んだ。

準決12Rは特選の福永大智に岡崎-水谷で連係。3人そろっての決勝進出を狙う。