1枠守屋美穂(32=岡山)が逃げて、今年5度目の優勝を飾った。

インからコンマ07の踏み込みを見せ、スリットから伸びてきた中田夕貴のまくり差しを振り切った。「ほっとしています。スタートは全速で行けました。足は上位と差があると思ったけど、先に回れば大丈夫と思いました」。笑顔でレース内容を振り返った。

今節は流れも良かったが、予選トップ通過から堂々と王道を突っ走った。若松の女子戦は19年6月ヴィーナスシリーズ、20年9月オールレディースに続き、3節連続V。今年の優勝回数を5に伸ばし、賞金も2763万6000円として女子獲得賞金ランキング5位に浮上した。「もっと自分のレベルアップを図り、目の前のレースを頑張りたい」。年末のプレミアムG1クイーンズクライマックス出場に向けて、得意の若松から勢いを加速させる。