久米詩(22=静岡)が、初対戦となった東京オリンピック(五輪)代表との戦いに光明を見いだした。

予2・3Rで小林優香の仕掛けに合わせて番手まくりで抵抗。外の小林に4角の下りを使われ、4分の3車輪の先着を許したが「この2着は自信になります。全然かなわない、とは思わなかったので」と目尻を下げた。

19年デビューの久米は、昨年11月小倉のガールズGPトライアルも別トーナメントだったため、意外にも今回が初対決だった。

準決はそれぞれ別のレースで、再戦がかなうとすれば決勝が濃厚だ。そのためにも最激戦区となる準決5Rを突破してみせる。