【ミッドナイト2日目リポート】

2日目の売り上げは初日をわずかに下回ったものの、前日比99・3%となる8億2644万5100円を売り上げた。

日本モーターボート選手会会長を務める上滝和則(53=佐賀)が「初日はこれぐらいの数字は出ると思ってた。2日目も8億円ぐらいは売れるかな」と分析した通りの結果となった。午後9時を超える10R以降の売り上げが、全体の半数以上を占めるのは初日と変わらない傾向。オール女子戦で行われた2日目12Rが、初日ドリーム戦に匹敵する数字になるのは想定内だが、11Rの売り上げが同日開催の丸亀の準優勝戦や蒲郡の初日ドリーム戦を上回ったのには驚かされた。

初日12Rドリーム戦に出走した小池修平(26=大阪)は「レースでは集中も緊張もしているし、走るのが1時間遅くなるというのはあまり関係ないと思う。それよりも、モーニングの1Rの方が苦手かな(笑い)」と話すように、ミッドナイトの時間帯を走ることがレースに対して、直接的に与える影響は少なそうだ。

一方、地元の原田篤志(41=山口)は「レースが終わってもなかなか寝られなくて午前3、4時まで起きていても朝の6、7時ぐらいには目が覚めてしまいますしね。宿舎での生活は、皆さん苦労されていると思いますよ」と推察する。それでも「いろんな意見はあると思うが、こういう企画はいいと思う」と歓迎ムードだ。