市橋卓士(42=徳島)が勝負どころで初勝利を挙げた。

準優前まで2着3度、3着4度、4着1度と安定した成績は取っていたものの、未勝利だった。準優10Rは3枠。1枠江本真治に4枠西島義則が前付けに動いて、両者の進入は85メートル付近まで深くなった。3コースから中田竜太がまくったところを、市橋はまくり差しで展開をとらえた。「日ごとに良くなって伸びはトップ級。乗り心地もいいし、スタートは見えてきた」。

12R優勝戦は3枠。攻撃力を発揮して、今年6度目の優勝へ挑む。