予1・6Rの比嘉真梨代(33=沖縄)は、4場所前の9月奈良で待望のデビュー初優勝を飾った。「やっとです。3年かかりました」と笑顔になった。

その後は勝ち星こそないが、決勝進出は外していない。キャリアハイの競走得点を維持しながらも「もう少し足を付けないと。これからは踏める距離を少しずつ伸ばしていきたい。練習でもいろいろ工夫して、細かいところを見つめ直している」と、2度目の優勝に向けて課題を克服している。好位確保からの差し足勝負が比嘉の持ち味。予1・6Rでも動いてきそうな吉岡詩織や中嶋里美を射程圏に入れて、切れ味を発揮する。