若手レーサーが起用されることが多いオープニングレースの1番車に、岡崎智哉(36=大阪)が選ばれた。

まさかの抜てきに岡崎は「ギャグっすね。もう何も売り出してないのに」と苦笑い。それでも10月当地をはじめ、F1では3戦連続で連勝の勝ち上がりを見せるなど、明らかに動きは良くなっている。「9月西武園から古性(優作)君と全く同じに作ったフレームを使ってる。3カ月前に1度乗って失敗したので、今度は古性君の乗り方もまねた。強い者には巻かれるべきですから」と笑う。

1年前からずっと練習でタイムは出ていたが“古性効果”でそれが成績にも反映され始めた。今では「レースでも体が先に反応してくれる」と手応えを感じている。オープニングレースでも成績通りの走りを見せて、期待に応える。