本降りの雨のなか行われた優勝戦は、枠なり3対3の進入から、スリット隊形はやや中へこみとなった。

1Mは各艇が殺到する大激戦となったが、1号艇福来剛(40=東京)が外のライバルの攻勢をしのいで逃げ切り、今年2度目、通算33度目の優勝を飾った。「試運転から金田選手がかなり伸びていて、(スタートで)いかれてしまったら終わりだと思っていました。本番は展開が向いて、(自身のスタートも)全速でいけました。(戸田約8年ぶりの優勝について)優出は多くあるなかで、なかなか結果が出せなかった。今回の優勝は感無量です。」と満面の笑顔で喜びを語った。なお、2着には2号艇小山勉、3着には6号艇蜷川哲平が入った。