多摩川のレディースチャレンジC優勝戦、遠藤はインから堂々と逃げ切った。

大会4度目のVであり、今年は夏の浜名湖レディースチャンピオンを優勝して目下、女子賞金トップも独走状態。「女王」にふさわしい活躍だ。そんな遠藤も「上の舞台でもっと活躍したい」という思いを、常に持ち続けている。その舞台とは、SGを頂点とする男女混合の特別レースのことだ。

今大会は7人の女子選手が出場権を獲得した。3大会連続で皆勤するのは遠藤と守屋美穂の2人。守屋は昨年、若松の第2回大会で女子初の決勝進出を果たし、大外6枠から4着に食い込む健闘を見せた。

遠藤の過去成績は第1回が準決勝で、第2回が準々決勝で敗退した。今年はその活躍でわかるように、男子と互角に渡り合える強さを身に付けてきた。遠藤がこの勢いでベスト6進出、そしてVへまい進する。【中川純】

※明日は注目選手・下