山田諒(22=岐阜)が2角5番手まくりで1着となり、昨年12月の名古屋F1以来、通算5度目のS級優勝を飾った。2着は山田追走の皿屋豊、3着には渡部幸訓が入った。

レースは前受けの山田-皿屋-渡部ラインに対して、残り2周で三谷竜生-窓場千加頼-河野通孝に単騎の白戸淳太郎が続いて上昇して先行態勢に。5番手に引いた山田は、落ち着いた仕掛けで2角発進。番手窓場のブロックをしのいで、大外を伸び切った。

「打鐘で行こうと思ったら前の三谷さんと目が合って、まくりに構えました。番手のけん制は想定通り。厳しかったけれど、外を踏み込みました。ライン3人で決まって最高です」と喜んだ。