若林将(38=東京)が優勝戦1枠から久々の優勝を狙う。

5日目はイン受難の水面。11Rまで1枠全敗。プレッシャーのかかる中、最終12R準優に登場した若林は、危なげない逃げでこの日唯一の1枠勝利をもたらした。

「出足、行き足、回り足まではいいんですよ。ただそこから先の伸びは戸塚(邦好)選手とかいい人にはやられる」と74号機は伸び以外、いい足だ。「手前は二重丸で納得いく仕上がり」。出足の良さがあるのは、優勝戦1枠には心強い。

20年12月蒲郡から優勝に遠ざかっている。「気負うと良くないので、あまり意識せず、でも、スタートは気合を入れて頑張りたい」と優勝戦へ向けての抱負を述べた。

元来、速攻力には定評のある若林が、イン先マイで平和島4度目の優勝を目指す。