ガールズで開催最年長の佐藤亜貴子(39=神奈川)が奮闘している。

予1・7Rは正攻法に構え、ラスト1周で逃げ出した。5着に沈んでも、その表情は晴れ晴れ。「久しぶりにバック線を先頭でいけた。B数が1になる。競走得点を上げるためには、動いていかないと駄目なんです」。

昨年末から春先は追い込み主体の走りを目指したが、自力主体の自在型へ再転向する気構え。「並走が苦手でできないから、やはりタテに踏む。ちょっと前は年齢を言い訳にする自分がいた。でも、1つ年上の奥井迪さんや、加瀬加奈子さんも動いていて強い。私も頑張りたい」。不惑を前に、考えに芯を通した。予2・6Rも派手に見せ場を作る気だ。