圧倒的なパワーだった。121期早期卒業の太田海也(22=岡山)がA級予選4Rに登場。他ラインに先に駆けられたが、打鐘から巻き返して直線で後続を突き放す余裕の勝利だった。

「(鐘で)ドーンといっちゃうと、ラインがバラバラになってしまう。ラインのためというより自分のために、5割ぐらいの力で踏みだしました」。レース後にもかかわらず、息も切らさず、汗もほとんどかかずに連勝を「4」に伸ばした。

「めちゃくちゃ調子がいいというわけじゃないけれど悪くない。準決、決勝とどんどん良くなっていくと思いますよ」。準決5Rも余裕でファイナル進出を決めるだろう。