地元の128期、宮崎つぐみ(18=大阪)がデビュー177走目にして待望の初勝利を飾った。

6R、5コースからコンマ10の飛び出し。1Mは先まくりの武藤綾子と、3コースから差した海野ゆかりの間を、宮崎は鋭くまくり差した。「むちゃくちゃうれしいです。(初1着を)取るならここと思ってました。初日は空回りしていたので、いつも以上に気合が入りました」。鮮やかなターンを決め、レース後はマスク越しからも喜びが伝わってきた。師匠は北村征嗣で、「『やっと取れました』と言いたいです」。

この1着で、今節の得点率は6・50(4走26点)まで上昇。「準優に乗りたい! 頑張りたいです」。次の目標は予選突破だ。