海野康志郎(34=山口)が準優11R、6枠飯山晃三の前付けにも動じず、100メートル付近の起こしから、ただ1人ゼロ台の踏み込みで先マイを決め、優勝戦の1枠をつかんだ。日増しに気配を上向かせ、仕上がりは文句なし。出足から行き足が良く伸びも抜群。スタート同体ならまずまくられない。「出てます。伸びだけでなく出足もいい。自分のターンをすれば負けることはないと思う」。仕掛けに集中して今年初、当地2度目の優勝を決める。