沖縄出身の上原健次郎(26=福岡)は2Rで2コースから差し切り。11Rは6枠とあって4着止まりだった。

「1Mは角度が良くて差せたと思った。迷いながらの感じだった」。とはいえ29号機への手応えはいい。「操縦性はあるし、昨日(前検)よりはちょっといい。今は回転が上がっている感じがある」と話した。 着実に力を付けている上原だが「ウチナータイム(予定より遅れる意)なので」と冗談を飛ばす余裕も。裏を返せば余計な肩の力が抜けている証拠だ。

2日目は1回走りの7R。チャンス大の1枠からの発進。「(スタートする時は)いつも、ちむどんどん(どきどきの意)」と、ここでも笑いを提供。しっかりスタートを決めて笑い飛ばすのではなく、逃げ飛ばす。