今井裕梨(38=群馬)がデビュー初優勝を目指す。

準優10Rの1周1Mはターンが流れたが、差した実森美祐をバックストレッチで捉え、何とか逃げて押し切った。「握ったら浮いてしまって、終わったと思った。でも、そこから生き返りましたね。スリット付近の足が良くて、回った後のつながりもいい。選手が駄目なだけでエンジンはすごくいい。初優勝したいですね」。通算20度目の優出で、パワーは文句なしの節一。予選トップだった松本晶恵が準優11Rで2着となり、絶好枠まで手に入れた。念願の初優勝へ、最大のチャンスを生かす。