地元勢は苦戦の連続だ。ただ1人、準決に進出した佐藤礼文(30=茨城)は「予選でへっぽこな走りをしてしまった。今度こそ頑張る」と、初の地元S級決勝へ気合を入れ直した。

準決11Rの番組を見て、再び背筋を伸ばす。栃茨ラインで同期の坂井洋マーク。ビッグ戦線で活躍するダッシュマンと初連係とあって「同期で生徒番号は僕が18番で、確か坂井が17番。後輪だけ見て何とか食い下がりたい」とレースのポイントを整理していた。