史上初の12R制オールガールズのオープニングを飾ったのは、1期生で初代ガールズグランプリ女王の小林莉子(29=東京)だった。

「期待されて入れてもらった1R1番車だったと思うし、負けられないと思って緊張しました。とにかくお客さんの熱気がすごかった」と、大会の盛り上がりを肌で感じた。

予B1Rは、日野未来のまくりをゴール寸前で差し切った。驚くべきは「11秒4」の上がりタイム。この限りなく男子に近いスピードが、ガールズケイリンのレベルが10年前から飛躍的に上がったことを証明した。