チャレンジ戦は新人の121期生が苦戦する中で、今年初勝利で通算505勝目を飾ったのが、熊本のベテラン倉岡慎太郎(54=熊本)だ。

同県の新人・河崎正晴をうまくリードして、最後は残し気味に逆転した。「オレに抜かれちゃあいかんですよね」。照れ笑いを浮かべながらレースを振り返っていたが、「思い切ってこれまでやっていた練習方法を変えてみたんですよ。そしたら、何か付いて行くのが楽になったし、最後も行き過ぎちゃったかなあ、ってね。アハハ」。初のチャレンジ戦に勝利して、準決は地元期待の一丸尚伍とワンツーを目指す。