大西祐(35=愛媛)は5月岸和田の最終日に痛恨の1着失格を喫した。前期のS級点確保は絶望的となったが、そこから成績が上向き。6月は玉野、防府と2場所走って2勝、2着1度の成績を残した。「失格してから2点近く上がりました。三宅伸さんには『焼け石に水じゃのお』って言われましたけど…」と苦笑いするが、動きが良くなっていることは数字を見ても明らかだ。

「前回防府の2日目から6、7年前かな? がりがり先行してた時のセッティングに変えた。最終日もずっと8割ぐらいで踏んで、いいぞって感じだった。今回はあえてシューズを替えてみる。それがどう出るか」。前期終盤の流れは維持できている。月森亮輔と中四国別線となる予選7Rを勝ち上がって、今期のスタートダッシュを決めたい。