地元期待の犬伏湧也(26=徳島)が特選9Rを豪快に逃げ切り、1予に次いでシリーズ2勝目を挙げた。2日目は2予で敗退して悔しさで表情がゆがんでいたが、快勝に笑顔が戻った。

「バックは追い風だったので、出切って利用できた。2予で残れなかった(準決権利を確保できなかった)のは自分の弱さが出たのだと思う。それを3日目に修正できた。最終日も師匠の阿竹(智史)さん、大師匠の小倉(竜二)さんや、S班の人たちの走りを見て勉強したい」。最終日の10Rも先輩の久米良を連れて勝利で締めくくるつもりだ。