吉川美穂(29=和歌山)が2着を2本並べて、決勝進出を決めた。

予2・1Rは道中で尾方真生より前にいて「(まくる)真生さんを追走する。ある程度、思ったレースができました」と作戦がはまったようだ。初出場でのファイナルに「夢にも思ってなかったからうれしい」と笑みを浮かべた。

身に着けている練習着は、19年の松阪G2共同通信社杯の記念品だ。「あまりインナーを持ってなくて『師匠(稲毛健太)はたくさん持っているから、1枚くらいいいでしょ』って奪いました(笑い)」。今回は晴れてガールズケイリンフェスティバルの練習着を手にしたそうだ。どんどん大きなレースに出場して、後輩に練習着をプレゼントできるように経験を重ねたいところだ。