福岡勢は3人が決勝進出した。

小倉をホームバンクにする中川聖大(24)と松丸裕紀(41)は、久留米がホームの立石拓也(48)のもとへ向かった。点数は立石の方が上だが「小倉同士なので、できれば中川君の番手を回りたい」という松丸の意志を立石が尊重。立石は、準決でも連係した中山遼太郎の番手を回ることで折り合った。

松丸は千葉からの移籍組で、中川の父・司さんは静岡所属だった元競輪選手。立石は「2人は隠れ南関ラインだから、そこには割り込めないでしょ」と周囲の笑いを誘っていた。