ペラ巧者の井川大作(51=岡山)が、準優12R3枠を手に入れた。

予選通過をほぼ手中に収めた前半4Rでは、山地正樹、妹尾忠幸といった実力者を相手にカドからまくり差しを決め、6万4660円のビッグな配当を演出した。後半11Rは「スタートの感じも朝より良くなってたし、乗り味も良くなってた」と話すように、不利な6枠から道中追い上げて3着に入った。

前検日には相棒の28号機はに「回り足はいいですが、自分のペラとは違うのでゲージを作ります」と話していた。その後は日々、ペラ調整を施し「今は最初よりバランスが取れてます。回り足もいいし、直線もそこまで悪くないです。全体的には中堅上位くらいまできていて、もう少し合えば上位かな。そこの入り口には来たかなと」と仕上がりには満足しつつある。

19年丸亀一般戦以来の優出を目指し、さらなるペラ調整に余念がない。