石野貴之(40=大阪)が優勝戦へ向けて伸びの課題を克服する。準優12Rは、コンマ16のスタートから堅実に押し切った。
最終日の12R優勝戦は1枠。レース後は直線を気にしていた。
「スタートが思ったほど届いていないし、伸びは上がいる。松尾(祭)選手に伸びられていました」
実戦足は問題ない。「出足と回り足はいいです」と振り返る。ただ、優勝するには機力は足りないと感じている。
「時間があるので、本体を見ます。それで伸びが上向いてくれれば…。このままでは締められて終わってしまいます」
過去、当地ではSG2度の優勝を誇る。今後も年末のSGグランプリ出場へ向けて、負けられない戦いが続く。最後も念入りに調整を進める。